地に足がついた表現者とは?
最近、吉野さやかさんという人の発信を聞いて、
やったことリストというのをやってます。
内容は、そのままでその日にやったことを、家事も育児も仕事も並列にただただ書き込んでいくというもの。
やりたいことリスト、ではなくやったことというのがミソですよね。
やりたいことだと出来ていないとイライラしたりするけど、完了させたことを書くと進んだことが一目で分かるし、自信もつく。何より、誰からも評価されにくい主婦業にスポットライトが当たって、自分よくやってるじゃんと思える。
本当に不思議と、いろんなことがサクサクと進んでいく。
気になっていたけど手をつけていなかったトイレの換気扇の掃除とか、掃除用具入れの片付けとか、ぐちゃぐちゃになった布巾の整理とか、ワンピースのアイロン掛けとか、別人か!というくらいマメなことをやってます笑
気持ち良いよ。そしてめんどくさいけど、その作業たいしたことないよ!!
めんどくさいと思ってることほどやり遂げた達成感がすごいし、未来が明るく見える。メガネの曇りがとれる感じ?
いや、不要なものをゴミ箱に入れて脳内メモリが増える感じだな。
そして、その日常生活の一歩が、自分がやりたいことの背中を押してくれるのです。
ウェブショップ開設してやってみようかな、いや、めんどくさいし、分かんないし、
いやいや、掃除機の壊れた部品を調べて取り寄せたあなたなら、それくらい出来るさ
これから洗濯機の洗濯槽掃除をやろうとしているあなにとっちゃ、簡単なことさってね。
これまで、大きな変化は大きなことをしなきゃいけないと思い込んでたけど、
地続きの生活にプラスアルファして、ちょっとストレッチしたタスクになるから、すごく自然と馴染む。
日々一歩、一歩、細かく細かく、刻んで、いろんなことが進んでいる感覚。
事務作業をやってちょっと頭が疲れたら、家事をして体を動かして、したらあ、ヨガしようと次のレッスンのシークエンス考えて、体疲れたからブログ書いて、外の空気吸いたくなって植物に水やり。 youtube見て、無性に踊りたくなって着替えて変なダンスとかね。
これ、私の理想だったわ
頭と体がどっちも機能してる。
アーティスト活動とか仕事とか日常生活の境があまりなくなって、フラットに「マルチだなぁ」とにやけながら淡々と暮らしています。
私にとっては、日常はつまらなくて、味気ないもの、
何かを生み出す、クリエイティブな時間が本当の姿なの、とか夢見てたけど、全然ちゃうわ。
繋がってるんだった。
日常の動作から何かが生まれて、ちょっと新しい要素やスキルを得て、
また日常でペースを整えて、ちょっと進んで、
ぐらついたら、また日常に戻ってきて。
そういうのが、地に足がついた表現者のやることなんだなーって今の私は思ってます。
ようやっとここに辿り着いたわ。
学校帰りにスーパーに寄ると、「魔法が解ける」と本気で思っていた10代後半。
爆笑
せっかく、帰りの電車で妄想して哲学してたのに、スーパーとか超現実じゃんと萎えてました。
その、現実逃避癖はかなり大きな気づきだったので、また別の機会に大いに語らせてください。
とりあえず、自分のやったことを見える化して、未完了を完了にして、土台をしっかり、根を張っていきます。
苦手なコツコツのコツがわかってきたぞ!
気づかせてくれてありがとう。
気づいた自分、よくやった。
マルチアーティスト
さとここにし
0コメント