私のペースって?
久しぶりにブログを書く夜です。小坊主が寝てる隣でキーボードを打つのは、とっても穏やかないい気分です。
最近、私ってどんな人なんだろう?と改めて振り返っています。
心の友であるお姉ちゃんと話していて、さとこは家族で住んでいる時は、家でもっとだら〜っとしてたよ。それが、結婚して子供が産まれて、頑張ってるな〜いつものさとこじゃないみたいだなと言われました。
それを聞いて、なんかハッとしました。確かに、私って実家にいたときは寝ること、ぼーっとすることが大好きで、タスクに追われてセカセカしたり、テキパキやることが前に出るタイプじゃなかったな。子供だから当たり前だけど、お金の心配とか、自分のご飯がどう食卓に出てくるかとか、全然頭になくて、家ではただだらけたり、好きなことをしてくつろいでいました。
それが結婚をして、子供が出来て、自分が家を回さなくちゃ、夫にだらけてるところを見られたら怒られるかもしれない、ちゃんとしなきゃ、が強くなって、家ではあまりくつろげなくなりました。家にいるとやらなくてはいけないこと、やったほうがいいと思われることが、押し寄せてきて、ゆっくりとかぼーっとするのがとても難しい。主婦にとっては、家は職場という感覚が近いのかも知れない。
だから、外に出たくなる。近所の喫茶店でもいい。ここにいたら、息がつまると思ってしまう。これも、子供じゃないからある程度当たり前かもしれないけど。
そして、自分の好きなことさえも、「好きなことをやる」というタスクをこなしている感覚で、心から夢中になっているわけでもない。
子供がいなくて、何にも縛られない、本当に自由な時間があったら何がしたいのか、よく分からない。そんな状態なんだってことを思い出してきた感じがするのです。
今日、たまたま区民センターで一人で過ごす時間があって、何したい??と自分に聞いたら、
何もしたくない。
私はこのままゴロゴロしてたい。
意味のあることはやりたくない。
区切られたタスクなんて、嫌だ、窮屈だ、と言われました。
本当は、やるつもりにしていた事があったけれど、ちょっと自分の声を採用してみた。
ただ、畳の上でごろっとしていた。
頭の中は忙しい。でも、外からの刺激はないから、自分の中のあちこちで会話があった。それがちょうどよかった。情報でいっぱいになっていたから、考える余白がなかった。
妄想や想像があれほど好きだったのに。
その余地がなくなっていたことに数年気がついていなかった。
ゆっくりすることって、こういうことか。
私のペースってこれかも知れない。
自分が自分のペースだと思ってのってちょっと勘違いかも知れない。
そう思うと、やりたいとおもうことってあんまりないし、やらなくてもいいのかも知れない。なんか、脱力。
力を抜くのは本当に難しい。
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